【ポチデリの想い】Story of Pooch Deli アオシマ編

ストーリー・オブ・ポチデリの第2弾です。
アオシマ編 
愛犬 ボーダーコリー ハク

私の家では、ハクという名のボーダーコリーを飼っていました。

生後3ヶ月で家族の一員となハクったこともあり、家族全員で我が子のようにかわいがっていたのですが、10歳のころ、ある日突然歩けなくなってしまいました。

ちょっと体調が優れないなどの体調不良とは違い、明らかおかしいと感じたので、動物病院に連れていき検査をしたところ、悪性リンパ種と判明しました。

獣医さんの懸命な治療と食事療法で状態も改善してきて、希望を持ち始めた矢先、腸に巻き付くように新たなリンパ腫ができ、残念ながら手の施しようもなく、判明からわずか半年も立たず、リンパ腫が原因の腸閉塞となりこの世を去りました。

このとき痛切に感じたのが、もっと健康に気をつければよかったということです。

健康を考えた食生活や運動を与えていたつもりでしたが、それが本当に犬にとって健康的だったのか、対人間の「健康」を犬の「健康」と間違えていたのではないか、治療の際、獣医から薦められたように肉の給与を常日頃からしておくべきだったのではないか、もっと飼い主、家族として、普段の生活の中でしてあげられることがあったのではないか。

考えたらきりがないことなのはわかっているのですが、病気の発見から亡くなった後も後悔が止むことはありませんでした。

その2年後、我が家は保護されたボーダーコリーの里親になることになりました。

我が家の新しい家族「サム」は、捨てられて野良だったところを保護された犬で、そのような経緯もあり、疾患を複数持っていたり、心にも傷を負っていたりと、我が家に来た時点ではまだ色々な意味で弱っている状態でした。

ハクのときのような後悔はしたくなかったので、試行錯誤しながら食事、運動、接し方など色々な工夫をしていました。

そんな中、スコットからオルソン氏の著書「Raw & Natural Nutrition for Dogs – The definitive guide to homemade meals」の薦めと共に、彼女のレシピを製品化して日本の愛犬家のみんなに届けないかとお誘いをいただきました。

オルソン氏の本から本来の犬の食生活、特に生食についての重要さを知り、ぜひこのレシピを届けることで、普段からの健康的な食生活を実現し、後悔のない愛犬との生活にお役立ていただければと思い、オルソン氏監修のもと、スコットさん、ミズキさんと商品化を実現しました。

現在、我が家のサムはポチデリで健康的な食生活を実現しています。

もともと疾患を持っているので、あまり丈夫なほうではありませんが、ポチデリのおかげで疾患のいくつかが軽減してきたことを実感している毎日です。