こんにちは。犬の消化に最も適した食事を提供しているポチデリです。
ポチデリのレシピは、アドバイザリーであるオルソン先生の長年の研究から導き出された結果を元に忠実に作られております。
オルソン先生の著書やニュースレター、コミュニティーサイト内でよくいわれる言葉があります。
◎Rule #1 Animal Protein ルール・ナンバー1動物性たんぱく質
◎Protein is your dog’s superfood 動物性たんぱく質は愛犬のスーパーフード
オルソン先生の著書などに Raw and Natural Nutrition for Dogs, Revised: The Definitive Guide to Homemade Meals! ドッグオーナーさんにいつも「愛犬に何を与えるのが最適なのでしょうか?」聞かれたとき、「ルール・ナンバー1良質の動物性たんぱく質と答える」と書かれています。
生肉は犬の栄養吸収に最も適していることが分かっています。(ホームページの犬に必要な栄養素もご参照頂けます。)犬の体の構造は、動物性たんぱく質に含まれるアミノ酸を上手く吸収し、栄養を効率よく届け、吸収します。たんぱく質は、筋肉、臓器、皮膚、骨、被毛の状態を向上させます。たんぱく質は体の機能を調整するホルモン、酵素、抗体などの材料でもあるため、犬の精神状態にも影響を与えると言われており、シニア犬の認知機能の改善を助けるといわれています。₍ブログ:犬の認知機能向上や予防が期待できる栄養素)
たんぱく質というと肉・魚・卵・酪農製品・乳製品に含まれることは広く知られていますが、その他、穀物・野菜にもたんぱく質が含まれています。ですが、先生は「穀物や野菜のたんぱく質は動物性たんぱく質の代用とはならない」とおっしゃっております。理由は、動物性たんぱく質には「l-カルニチンとタウリンが含まれているが、植物性たんぱく質にはいずれもほとんど含まれていないから」とおっしゃっております。
l-カルニチンとタウリンが犬にもたらす効果の一例
◎筋肉強化
◎運動機能の向上
◎腎臓病のリスクを減らす
◎視力機能向上
「良質な」動物性たんぱく質である必要があります。新鮮な肉であるうえ、出来るだけ湯がいたり、蒸したりなどの手を加えない状態が好ましいです。肉の菌が心配ということで湯がいたり、蒸したりするという声もオルソン先生はよく聞くそうですが、肉に火を加えると栄養や酵素などが失われてしまいます。なので長時間の火を入れることは避け、気になるようであれば、さっと火を入れる程度が良いと先生はおっしゃっております。
お薦めのたんぱく質
◎赤身の肉
◎内臓肉
◎ヨーグルト、カッテージチーズ
◎鶏卵
【良質なたんぱく質を子犬やシニア犬に】
愛犬が8歳を過ぎると、シニア犬用のフードにシフトすることを考えるオーナーさんが多いかと思います。なぜなら、そのようにフードが売られているからだと思います。普通に考えれば人間と同様、運動量が減り、代謝が落ちるので肉の量を減らすのは合理的な考えだと思いますが、オルソン先生は「シニア犬は子犬と同様に良質な動物性たんぱく質を増やす必要がある」と考えております。
先生の研究によるとシニア犬は「成犬に比べたんぱく質を体内に蓄えることが難しくなり、筋量が減少してしまうため、高たんぱく質なフードを積極的に摂取する必要がある」とし、アミノ酸が沢山含まれた動物性たんぱく質が多く含まれた生肉を摂取することにより筋肉の衰えを遅らせ、心臓の動きを強くし、免疫力を高めるなどの利点があります。
また水分が多く含まれている生肉は、シニア犬が水分を摂取することにより新鮮な酸素を体内に運び、腎臓や心臓に有害な毒素のろ過をスムーズに行い、体温を下げ、鼻が濡れていることで嗅覚が敏感であり続けることができるなどの効果をもたらします。
少し体力や食欲が落ちたなと気になり始めたら、良質なたんぱく質を与えることを愛犬のフードオプションの中に入れていただけると良いかと思います!
良質な動物性たんぱく質のパワーを必要なわんちゃんに、愛犬の健康を考えるドッグオーナーのみなさんに今後も届けていくことがポチデリの願いです。
Have a happy life with dogs!
【オルソン先生の紹介】
リュー・オルソン(自然栄養学博士/ブリーダー)
リュー・オルソンは40年以上、多岐にわたる犬の健康に関わる仕事に従事。
犬の消化器官の研究でテキサス大学で博士号終了。犬のサプリ開発などに関わる傍ら、ロットワイヤーのトップブリーダーを30年以上続けており、アメリカンケネルクラブ審査員、テキサス コンローケネルクラブ会長などを務める。
犬の健康的な食生活ガイドのEマガジン/ECサイト「B-Natural」の運営に加え、Gazette(ニュージーランド)、the Mein Hund (スイス), the Rottweiler Quarterly(米国)といったブリーダー専門誌への寄稿も行う。
主な著書に「Raw and Natural Nutrition for Dogs, Revised: The Definitive Guide to Homemade Meals! 」などがある。
1992年には、自身の愛犬達には生肉を与えるフードに変更した。