ペットと災害

こんにちは。犬の消化に最も適したフードを提供しているポチデリです。

本日はペットの災害についてお話させて下さい。

以前にインスタグラムに書かせて頂いたので読んで頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日の読売新聞(2022/4/13)に「災害時のペット」という記事があり読み返していたら同じようなことが書かれていたので、ブログにも記載しようと思います。

私は東日本大震災の時に犬と一緒に一時期避難した(実家に避難)した経験があります。その経験からペットと避難について調べたことや経験などを踏まえ、お話させて頂きたいと思います。

【地方自治体の災害時のペットの対応方法を知る】

地方自治体でどのような災害時の対策マニュアルがあるか、知ることから初めて頂きたいです。

私が住む東京都のホームページに災害時のペットとの同行避難について案内があります。
東京都ペットと災害に関するページ
災害が起こったら、被災するのは人間だけではありません。日頃からの備えが必要です。リーフレット

このページにも書いてあるように、

災害時、ペットは
①同行避難 → 避難場所に一緒に連れていく
②ペットだけ自宅に置いて、飼い主は避難所 → 避難所がペットの受け入れを行っていない、又は、ペットにとっては自宅が安全で、定期的にペットの世話をするために戻る。
などが考えられるようです。

また他に③「一時預かりの確保」などを用意しておくなどの案内がありました。

家の倒壊などによっては一時的には避難所に一緒に連れて行く必要がありますが、避難所に犬を連れていくことは犬にとっても、飼い主にとっても、周りの人にとっても凄いストレスで過酷ではないかと思います。

そのためこの3つの中から避難場所の環境、犬の性格に合わせ、避難方法をあらかじめ考えておくことが良いと思います。

【犬の性格】

現在父親の体調があまりよくない為、現在頻繁に実家に戻っている私は犬を一緒につれて帰ります。その際、犬は飛行機に乗り、新しい環境で生活する必要があります。

今一緒に暮らしている子は新しい環境や知らない人にも問題なく、あまり動じない子ですが、完全に慣れるまでは(実家)に慣れるまで1か月くらいはかかりました。

先代の子はとっても怖がりで、地震が起きると誰よりも早くベッドの下に隠れ、東日本大震災の時はクローゼットから1日出てこなかったです。

こういった犬の性格も踏まえ、ストレスがかかる状態でも一緒に避難するのがいいのか、それとも一時的に預かってくれる場所を探すのが飼い主や愛犬どちらにとっても少しでもストレスが少ない方はどちらかかと想像をしてみてみるもよいかと思います。

【避難時に必要なもの】

東京都のホームページでは、ペットのための防災用品例を写真付きで紹介してくれています。
◎フード (最低3日分できれば5日分)
◎常備薬、療養食
◎食器
◎トイレ用品 (トイレシート、新聞紙等)
◎健康の記録
◎写真
◎首輪&リード
◎キャリーバッグ、ケージ
◎その他ガムテープ、おもちゃ等必要なもの
など。


【しつけ】

緊急時、避難するときや避難所ではペットが興奮しないように飼い主がコントロールするようにと書かれています。

そのために、
◎「待て」「伏せ」などの基本的な号令に従う
◎ケージを怖がらずに入る
◎トイレを決められた場所で出来る
◎無駄吠えをしない
◎他人や動物を怖がらない
とあります。

【経験談】

私が本当に重要だなと思ったのは、愛犬がケージに怖がらずに入るということです。

東日本大震災の時実家に避難するときに、愛犬がケージやバッグに入ってくれなかったり、ケージやバッグが安心できる場所ではないと、移動手段も限られてしまうからです。

また、ケージやバックの中が安心できる場所でなければ心休まるところがないので日頃のケージトレーニングやバッグに入るといった習慣は日頃から行った方がよいと経験感じて今もケージトレーニングを行っております。(1日三時間程度ケージの中で過ごす程度のトレーニングですが。)

犬も安全で安心できる場所に避難できるのが一番です。それがどこなのか、どういう方法なのかは家族である飼い主さんの決断にかかってきますよね。考えるときなのかもしれませんね。

Enjoy life with dogs!