フードトレーニング

こんにちは。ポチデリです。

ポチデリには多くの悩みを持つ飼い主様からのお問い合わせが寄せられます。その中でも1/3を占めているのが、愛犬が与えたフードを食べない・フードに興味がないというお声です。飼い主としては、心配になりますよね…。

今日はフードを食べないことについてお話させて頂きます。

フードを食べない子に対しての対応は、大きくわけて2つあります。
①元々フードに興味がない子
②フードを食べなくなった子

①元々フードに興味がない子

これは私だけでなく、獣医師の先生と情報交換をさせて頂いていると、先生達も頻繁に相談を受ける案件だそうです。特にトイプードル、チワワ、シーズーなどの玩具犬の飼い主さんから多い相談だそうです。実際、うちの実家のトイプーミックスのトトロもフードに興味がなく、家族が心配しておりました。

こういった子にどのようなアドバイスを先生達が行っているのか聞いてまとめましたので、シェアします。先生達はこれをフードトレーニングと呼んでおりました。

【フードトレーニングの方法】

◎おやつをあげない
◎フードを与えて食べない場合は、フードを下げる
◎フードの回数を減らす。3回の場合は2回、2回の場合は1回

シンプルですよね。愛犬の運動量によってお腹がすいていない場合もあったり、もともとフードに興味がないので別に与える必要はないと全員の先生が考えていらっしゃいました。

「食べない時はフードを下げて、おやつもあげてはいけない」と飼い主さんにお話されるようですが、ほとんどの飼い主さんは困ってしまうそうです。それは愛犬がフードを食べないから、心配で食べてくれるおやつをあげてしまうと多数の方がお答えになるそうです。
犬達はおやつを食べ満たされてしまって、フードを食べない、そうすると栄養が偏ってしまう、そういう子は多くの場合肥満ややや太り気味であることが多いそうです。

法律では規定されておりませんが、日本の多くのドッグフード会社はAAFCO(米国飼料検査官協会) と呼ばれるペットフードの栄養基準やラベル表示に関する基準を制定しているアメリカの団体が出している、ドッグフードの栄養数値を満たし作られており、ドッグフードの多くは、おやつを含まず1日の栄養を取れるように計算され作られています。そのため、おやつはフードから栄養をしっかりとった場合、過剰に栄養を摂取していることになります。またおやつだけを取ってしまうと犬に必要な栄養素が不足している状態となってしまいます。

【フードトレーニングの必要性】

若い時や健康な時は食べなくても、元気いっぱいかもしれません。でも本当に困るのが、病気や災害により、フードに制限がかかった時です。病気になり療養食を食べない…この悩みを抱えた飼い主さんが多いのです。
災害によりいつも食べているフードと違うので食べない。など、そういった状況になった時にフードトレーニングの重要さに気づきます。
獣医師の先生の中にも、ご自身の愛犬で同じ経験をしたことがあるという方もいらっしゃったので、与えたフードを与えた時に食べるということは愛犬の健康と同じくらい重要だと感じているとおっしゃっていた先生もいらっしゃいました。

【ポチデリでフードトレーニング】

動物性たんぱく質や動物性脂肪の匂いは犬の嗅覚を刺激し、嗜好性を高める結果が出ております。先ほどお話した実家のトトロは、ポチデリを与えるとバクバク食べてくれます。実は、動画の子はトトロです!

ポチデリでフードトレーニングを行う場合、私がお伝えさせて頂いているのは以下です。

1.最初にポチデリのみを与えてみる。新しいフードを警戒する子で食べない場合は食い付きの良いフードと混ぜて与えてみる。
2.30~40度程度に温めてみる。又は30~40度のお湯を追加してみる。(犬が最も食欲をそそる温度が30~40度と言われているためです。)
3.フードを下げる、フードの回数を減らす

忍耐強く試してみてください。

②フードを食べなくなった子

急にフードに関心がなくなった子の多くは体に痛みや体調に不調が起きていると思われます。すぐに獣医師の先生にご相談して下さい。

私の経験上去勢していないメスの子は、生理前に食欲がなくなりますが、それが続くようであれば獣医師の先生に見て頂くことをお勧めします。

シニアの子は自然と食が細くなります。ですが、急に食べなくなったという場合は何か体の不調を訴えている可能性もあるので、健康診断を受けることをお勧めします。

ポチデリはどんな子にも食から満足感を感じて欲しいと思って作っております。
食に興味がない子にも、食べることが楽しい!美味しい!と思ってもらいたいです。

「うちの子食べないの」とお悩みの飼い主様、一人じゃないです。本当に多くの飼い主さんが悩まれております。でも、愛犬の為に、何かあった時の為に、フードトレーニングをはじめてみて下さい。

Happy life with dogs!