大型犬と栄養

こんにちは!犬の体の構造に最も適したフードを提供するポチデリです。

今回は大型犬の必要な栄養についてお話させていただきます。

中・大型犬と区別されておりますが、実際のところ明確な体重などの基準はありません。また最近は、いろんな犬種で小型化されているので、区別することが難しいので、20キロ前後の犬種を大型犬と言わせて頂きます。

大型犬には小型犬や中型犬にはない成長の過程をたどり、体が出来上がっていきます。必要な栄養素を理解して与えることこそが、大型犬特有の病気などを防ぎ、健康で長生きが出来るために必須なものとなります。

大型犬の子犬

大型犬の子犬は、小・中型犬の子犬に比べ、成長の速度が早くそして、成長期も長い(大型犬は18か月~24か月で成犬となるといわれています)のが特徴です。そのため大型犬の子犬はたんぱく質脂肪、カルシウムやリンなどの必要以上の摂取は、骨や関節の成長にマイナスの影響を与え、骨に関係する病気や整形外科疾患を引き起こすことがあるので、気を付けなければなりません。

そのためポチデリフードを24か月以下の子犬のわんちゃんに与えるときは、獣医師の先生にご相談しご確認することをお勧めします。

大型犬の健康は関節から

大型犬のわんちゃんにとっては、関節を健康に保つことが愛犬の健康寿命を伸ばすことの鍵になります。

関節の健康は、
1.体重管理 
2.関節を守る筋肉をつける
小・中型犬と同様、肥満や太り気味のわんちゃんは、関節炎症、関節痛、骨関節炎、糖尿病の他沢山の病気を併発することがあります。
2歳を過ぎた大型犬のわんちゃんには、肥満や太り気味を予防するために健康な筋肉を作るフードを与えて下さい。

成犬(24か月~6歳まで)の大型犬の子に与えるべき栄養素
☑ 高たんぱく質
☑ 高脂肪
☑ ミネラル
☑ ビタミン
☑ 水分
など、全ての犬に必要な栄養素と同様です。ですが、上でも指摘した通り、大型犬は小・中型よりも肥満や太り気味に対してさらに慎重になるべき必要があります。

大型犬のシニア

大型犬は、小・中型犬に比べ寿命が短いといわれてきましたが、現在医療の発達によって大型犬でも寿命が伸びているのは明らかです。

大型犬のシニア犬のわんちゃんは、小・中型犬に比べ、ウンチの質が悪いといわれています。そのため、水溶性食物繊維を摂取することが推奨され、ウンチの質を上げることが出来るといわれています。水溶性食物繊維が多く含まれている野菜はキャベツやブロッコリー、海藻はわかめや昆布です。また水溶性食物繊維は、茹でたり煮たりしてしまうと流れ出てしまうため、生(ロー)で食することで栄養素を逃さず摂取することが重要です。

大型犬のシニア犬にプラスするべき栄養素

☑ EPAやDHA
☑ 抗酸化栄養素
☑ グルコサミンやコンドロイチン
EPAやDHA、抗酸化栄養素を追加することにより、消化を改善するいわれ、グルコサミンやコンドロイチンを追加すると関節の動きを滑らかにしたり、関節の痛みを改善するといわれております。ポチデリは、EPAオイルが全てのフードに含まれております。

食の幸福感

ポチデリで栄養と同じ位重要視しているのは「美味しいものを食べて幸福感を感じてもらいたい」ということです。なぜなら、犬も人間と同様美味しいものや栄養素の高いものを食していると、精神的満足感を得られると、研究結果で明らかになっているからです。
シニア犬は、食べる量が減ります。食べる量が減ると、筋力などが減り、運動量や活力も低下します。ですが、生肉はシニア犬の食欲を掻き立て、その低下を防ぐことができます。特に、その重要性は筋力の必要性が他の小・中型犬に比べて高い大型犬の飼い主さんには心がけて与えて良質なフードを与えてほしいです。
大型犬も10年前に比べても長寿になっています。
栄養素の高い美味しいもので、体も心も元気で幸せな日が長く続いていくことになると信じてます。

Happy life with dogs! 

監修

堀本 ひかり(獣医師)
出身学校 帯広畜産大学
所属学会・資格 日本獣医エキゾチック学会

CTを備える医療センターから、獣医師一人で診察する小さな分院、夜間救急病院などの勤務。