ストーリー・オブ・ポチデリの第3弾です。
ミズキ編
愛犬 ジャックラッセルテリア チップス
先代のチップスの死は、人生の中で一番悲しかった出来事です。耐えられない程の悲しみと今でも胸が張り裂ける後悔の数々。
チップスが9歳を過ぎた春、狂犬病の注射を射ちに行った際、最近よく吐くことやあんまり散歩に行きたがらないこと、食欲がないことを獣医師の先生にお伝え検査したら、腎臓病が発覚しました。そして、もしかしたらあまり先が長くない可能性もあるとの話がありました。
そこから食欲もなくなり、みるみる体重が落ち、笑顔にあふれた温厚な子の顔からも笑顔も少なくなりました。
6キロあった体重は4キロ台に減った頃どんなフードも食べてくれなくなりました。どうしていいのわからず泣いていたら、主人が買って来たのは生の肉でした。
いろんなフードを与えても食べなかったチップスが、生肉はガツガツ食べたのです。本能で食べているという感じでした。主人の実家の犬も亡くなる前に生肉をガツガツ食べた経験から与えてくれたそうです。
いろんなお肉のいろんな部分を食べさせました。あと、水も飲んでほしかったので、ゆで汁を水と混ぜたりもしました。
その後6か月後にチップスは家で亡くなりました。そこから何年も「なんで気が付いてあげられなかったんだろう」「なんでもっと一緒にいてあげられなかったんだろう」など、なんで?なんで?と後悔が止まりませんでした。今でもそれは変わりません。
そんな私に「生肉中心のドッグフードを作る」とスコットさんから話をもらった時、あの苦しい日々に「ごはんを食べてくれた」って毎日当たり前だったことが本当にうれしかったことを思い出しました。そこから勉強し、生肉がどれだけ犬の健康に重要かつ必要かを知りました。
今腎臓病やその他の病気や症状などで治療中だったり、シニアになって行くわんちゃんに、不安と心配心配で押しつぶされそうな飼い主さんに最も犬に体に適したポチデリを食べてもらいたいと思います。
また、そんな病気や症状になる前の予防としても犬の体を強くする予防の為に食べて頂きたい。心から願っています。