犬の亜鉛不足

こんにちは、ポチデリです。

本日はミネラルの中でも、亜鉛を深堀させて頂きます。その理由は、その理由は最近犬の「亜鉛不足」というのが、獣医師の中で話題になっているそうだからです。それの多くは「手作りでフードを作っている家庭」に多くみられるようです。

亜鉛

主な役割:免疫機能の向上

亜鉛を多く含む食材:
◎魚
◎鶏卵
◎肉

亜鉛不足:
◎嗅覚障害による食欲の低下
◎回復機能に障害が起きることにより回復が遅い
◎視力の低下
◎皮膚が荒れる、被毛が抜ける
◎生殖機能が低下
◎妊娠中のお腹の赤ちゃんに影響を与える

亜鉛の多くはたんぱく質を多く含む、肉・魚・卵などに含まれています。現在の「手作りフード」により人間にとって健康だからというアイデアのもと、犬に同じように野菜中心のフードを与えてしまうと起こり得ることだと言われております。オルソン先生は「犬はベジタリアンではない」とはっきり言っております。

肉、魚、卵のような動物性たんぱく質が不足すると筋肉、臓器、皮膚、骨、被毛などの健康な状態を保つことや、健康に成長することができなくなります。体の機能を調整するホルモン、酵素、抗体などの材料も体内で作ることができなくなり、体の機能が低下していきます。それだけでなく、そこに含まれる大事なミネラルも不足すると、上記に記載があるような視覚や嗅覚障害、免疫力が低下や雄なら生殖機能が低下し、雌で赤ちゃんを妊娠中のお母さんわんちゃんの場合は、流産しやすくなると言われております。

家で愛犬のご飯を作るほど愛情を注いでいる飼い主の皆さん、犬に必要な栄養素を理解し必要なバランスで与えてあげて欲しいと思います!

さて、話は戻り、ポチデリでは、犬に必要なミネラル11種類を適切に摂取してもらうために原材料として使用しているのはわかめです。わかめにはミネラルとアミノ酸を同時に含み、消化しやすく、その上高なたんぱく質と塩分が低めで、脂質を含むためです。

わかめには、
◎免疫力を高め
◎エネルギーを作り
◎毛並みや皮膚の血色を高め
◎甲状腺機能を補助し
◎がん予防、がん治療後の療養を助け
◎抗腫瘍活性
◎多量のメタル蓄積を予防
◎肥満や高血圧
◎心臓病の治療
などの効果があるとの研究結果があります。

ポチデリでは、各わんちゃんの年齢や体重、日々の運動量などに合わせて原材料の数値が異なります。ミネラルは数値は少ないですが不足すると体内の機能の低下に繋がります。

ポチデリでは、カスタマイズされた状態で送られてくるため栄養の不足や過剰摂取などありません。

家で手作りで作る場合は、(ちょっと大変ですが…)ペットフードの栄養基準であるAAFCO(米国飼料検査官協会が毎年作っている栄養基準)の栄養基準などをご参考にして頂くとよいかと思います!

監修

堀本 ひかり(獣医師)
出身学校 帯広畜産大学
所属学会・資格 日本獣医エキゾチック学会

CTを備える医療センターから、獣医師一人で診察する小さな分院、夜間救急病院などの勤務。
リュー・オルソン(自然栄養学博士/ブリーダー)
リュー・オルソンは40年以上、多岐にわたる犬の健康に関わる仕事に従事。

犬の消化器官の研究でテキサス大学で博士号終了。犬のサプリ開発などに関わる傍ら、ロットワイヤーのトップブリーダーを30年以上続けており、アメリカンケネルクラブ審査員、テキサス コンローケネルクラブ会長などを務める。

犬の健康的な食生活ガイドのEマガジン/ECサイト「B-Natural」の運営に加え、Gazette(ニュージーランド)、the Mein Hund (スイス), the Rottweiler Quarterly(米国)といったブリーダー専門誌への寄稿も行う。

主な著書に「Raw and Natural Nutrition for Dogs, Revised: The Definitive Guide to Homemade Meals! 」などがある。

1992年には、自身の愛犬達には生肉を与えるフードに変更した。